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テーマは、生命をふくめたもの。個人的な思いから描いていましたが、高齢化社会や、子供を虐待する親、凶悪犯罪など命が軽んじられている時代と自然とオーバーラップしてきてしまいました。そんな中で起こった未曾有の大震災。様々な命に関わる問題に対して、自分達は真摯に向き合えているのだろうか、そして自分達ひとりひとりの集合体である社会、命を守る環境は果たして大丈夫なのだろうか、私にとってダンボールはブラックボックスでもあり、宇宙でもあります。それは、ひらいていくのでしょうか、閉じていくのでしょうか、解放されていくのでしょうか、閉じ込められていくのでしょうか。

嶋中俊文(しまなか・としみち)

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